2007-10-24(Wed)
こんにちわ。紅菜です。
これは大学生の祐介と20歳年上の人妻紅菜との、甘く切ない恋愛小説です。
本編では、アスガルドというインターネットゲームで出会って、さまざまなことに傷つきながらふたりが愛し合っていく様子が綴られています。
番外編では、祐介と出会う前に同じくアスガルドで出会い、終わってしまった様々な恋の行方を書いています。
※尚、ソフトな性描写がありますので、15歳未満の方はご遠慮ください。
本編 完結
番外編 完結
その後の話 完結
続編 執筆中
続きから読みたい方は、「最近の記事」へお進みください。
初めて来て下さった方、「本編」へはこのままお進みください。
↓
↓
↓
True Love
〜ネットゲームからはじまった人妻と大学生の恋〜

私はいわゆる人妻。
マイホームに旦那と子供と幸せに暮らす。何不自由ない生活。
家族のためにご飯を作り、洗濯をし、掃除をし、近所の奥様とランチをし、昼の再放送ドラマを見て過ごすだけの生活。
でも、そんな暮らしは退屈で耐えられない。
籠の鳥みたいに、一日中家に縛られているなんて嫌。
私は外に出て働きたい。
仕事を通じていろんな人と出会いたい、自分の自由になるお金が欲しい。
そして・・・・・・
私の仕事は、住宅モデルハウスでの留守番。
お客さんは平日はほとんど来ない。
埼玉に本社を構える社長は、一週間に一度程度しか顔を見せない。
仕事も、もちろんそんなにあるわけじゃない。
たまに鳴る社長からの電話応対。
業者に頼まれるFAX。
それが一日に数件程度。
私は会社にいながら、暇を持て余していた。
モデルハウスでの私の居場所は、ロフト(屋根裏部屋)にある小さなデスク。
電話とPCが一台置いてある。
日がな一日、インターネットでその日のニュースや、ショッピングサイト、その頃流行はじめたブログサイトを閲覧するのが私の日課だった。
そのブログの中でも、いつも更新を楽しみにしているブログがあった。
それが「清春の日記」だった。
彼女に頭の上がらない、イケメンだけど冴えない男の子の日記だ。
「清春の日記」を見るのが毎日のささやかな楽しみになっていた。
3月3日
彼女が来週僕のアパートに泊まりに来ると言う。
彼女の家は関西。僕は関東。
もちろん交通費は僕持ちです。
僕は彼女の口座にお小遣いと新幹線代として5万円を振り込んだ。
「こんだけ?来てあげるのに10万くらい出せないの?」
「ごめんなさい。僕、今月試験あったからバイトそんなに入れなかったんだよ。」
「しゃあねぇなぁ。。今回はこれで我慢してやるよ。」
・・・
今日も情けないな。清春。
でも、イマドキの女の子って本当に強いからな。
3月20日
彼女がやっと帰った。
僕はもうへとへとだ。
息抜きに「アスガルド」でもやろうっと。
僕は町の中を歩いてみた。
いろんなお店を見てみた。
強そうな人たちが行き来している。
僕は、町の出口でみんなに「いってらっしゃい」って言ってみた。
通り過ぎる何人もの人たちに「いってらっしゃい」を言い続けた。
そしたら強そうな戦士さんが僕に話しかけてきた。
「お前、おもしろいやつだな。俺が森に連れてってやろうか?」
断るのも悪いと思って、つれてってもらった。
・・・
確かに戦士さんは強い。寄ってくる敵をなぎ倒してどんどん森の奥に進んでいく。
僕は戦士さんの影に隠れてオドオドしているだけだった。
ここは何処?帰りたいけど、敵が強すぎてひとりで帰れない。
僕は永遠と3時間、その戦士さんに連れまわされて町にもどってきた。
「どうだ?楽しかっただろう?」
僕は泣きたくなった。。。
清春、相変わらず情けないよ。
けど、この「アスガルド」って。。。なんか面白そうなゲームだな。
町があるんだ? ゲームの中に?
人と話できるんだ? 散歩や冒険も出来るのかな?
友達も出来るのかな?
いい暇つぶしになりそう。
会社でも毎日暇だし。。。試しにやってみようかな。
私の運命が大きく変わろうとは。
その時は想像すら出来なかった。
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これは大学生の祐介と20歳年上の人妻紅菜との、甘く切ない恋愛小説です。
本編では、アスガルドというインターネットゲームで出会って、さまざまなことに傷つきながらふたりが愛し合っていく様子が綴られています。
番外編では、祐介と出会う前に同じくアスガルドで出会い、終わってしまった様々な恋の行方を書いています。
※尚、ソフトな性描写がありますので、15歳未満の方はご遠慮ください。
本編 完結
番外編 完結
その後の話 完結
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True Love
〜ネットゲームからはじまった人妻と大学生の恋〜

私はいわゆる人妻。
マイホームに旦那と子供と幸せに暮らす。何不自由ない生活。
家族のためにご飯を作り、洗濯をし、掃除をし、近所の奥様とランチをし、昼の再放送ドラマを見て過ごすだけの生活。
でも、そんな暮らしは退屈で耐えられない。
籠の鳥みたいに、一日中家に縛られているなんて嫌。
私は外に出て働きたい。
仕事を通じていろんな人と出会いたい、自分の自由になるお金が欲しい。
そして・・・・・・
私の仕事は、住宅モデルハウスでの留守番。
お客さんは平日はほとんど来ない。
埼玉に本社を構える社長は、一週間に一度程度しか顔を見せない。
仕事も、もちろんそんなにあるわけじゃない。
たまに鳴る社長からの電話応対。
業者に頼まれるFAX。
それが一日に数件程度。
私は会社にいながら、暇を持て余していた。
モデルハウスでの私の居場所は、ロフト(屋根裏部屋)にある小さなデスク。
電話とPCが一台置いてある。
日がな一日、インターネットでその日のニュースや、ショッピングサイト、その頃流行はじめたブログサイトを閲覧するのが私の日課だった。
そのブログの中でも、いつも更新を楽しみにしているブログがあった。
それが「清春の日記」だった。
彼女に頭の上がらない、イケメンだけど冴えない男の子の日記だ。
「清春の日記」を見るのが毎日のささやかな楽しみになっていた。
3月3日
彼女が来週僕のアパートに泊まりに来ると言う。
彼女の家は関西。僕は関東。
もちろん交通費は僕持ちです。
僕は彼女の口座にお小遣いと新幹線代として5万円を振り込んだ。
「こんだけ?来てあげるのに10万くらい出せないの?」
「ごめんなさい。僕、今月試験あったからバイトそんなに入れなかったんだよ。」
「しゃあねぇなぁ。。今回はこれで我慢してやるよ。」
・・・
今日も情けないな。清春。
でも、イマドキの女の子って本当に強いからな。
3月20日
彼女がやっと帰った。
僕はもうへとへとだ。
息抜きに「アスガルド」でもやろうっと。
僕は町の中を歩いてみた。
いろんなお店を見てみた。
強そうな人たちが行き来している。
僕は、町の出口でみんなに「いってらっしゃい」って言ってみた。
通り過ぎる何人もの人たちに「いってらっしゃい」を言い続けた。
そしたら強そうな戦士さんが僕に話しかけてきた。
「お前、おもしろいやつだな。俺が森に連れてってやろうか?」
断るのも悪いと思って、つれてってもらった。
・・・
確かに戦士さんは強い。寄ってくる敵をなぎ倒してどんどん森の奥に進んでいく。
僕は戦士さんの影に隠れてオドオドしているだけだった。
ここは何処?帰りたいけど、敵が強すぎてひとりで帰れない。
僕は永遠と3時間、その戦士さんに連れまわされて町にもどってきた。
「どうだ?楽しかっただろう?」
僕は泣きたくなった。。。
清春、相変わらず情けないよ。
けど、この「アスガルド」って。。。なんか面白そうなゲームだな。
町があるんだ? ゲームの中に?
人と話できるんだ? 散歩や冒険も出来るのかな?
友達も出来るのかな?
いい暇つぶしになりそう。
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私の運命が大きく変わろうとは。
その時は想像すら出来なかった。
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2007-10-25(Thu)

当時の私には、付き合っている彼がいた。
彼の名は「秀雄」
秀雄とは前の職場で出会った。
私の直属の上司として赴任してきた。
てきぱきと部下に指示を出す、行動力のある男だった。
取り立ててカッコイイわけではない。
でも、私は仕事の出来る秀雄に次第に魅かれていくようになった。
はじめに飲みに行こうって誘ったのは私だった。
ちょっとした遊び気分でホテルに行き、秀雄に抱かれた。
終わった後、秀雄はタバコに火を点け私の身体を眺めて言った。
「紅菜、エロい身体だな。」
「え?なにそれ。」
あわててバスローブを纏いながら尋ねた。
前にも言われたことがある。
おっぱいは決して大きいわけじゃない。
エロい身体って、どういうことなんだろう?
私は秀雄に聞いた。
「グラビアアイドルみたいなダイナマイトバディがエロい身体っていうんじゃないの?」
「男好きそうな身体ってことだよ(笑)」
秀雄は目を細めてそう言った。
「男好きそうな身体?」
私には訳がわからなかった。
「いかにもセックスが好きですっていう身体だよ。この腰から脚にかけてのラインとかね。」
秀雄はバスローブの隙間から手を入れ、私の身体に這わせた。
「もう!えっち!」
私は秀雄を睨んだ。
それでも、褒められてる。女として認められてる。
秀雄の手に抗いながらも、私は内心嬉しかった。
旦那とは結婚した当初はお互い求め合っていたが、いつのまにか私は旦那に抱かれるのに嫌悪感を持つようになってしまった。
理由は、結婚後ひどく太った旦那が自分を魅力的に見せるということに対しての努力を一切しなくなってしまったから。
不潔・無頓着・だらしなくなっていった旦那に、男としての魅力を見出せなくなった。
そして私は旦那からの夜の誘いを何かと理由をつけて避けるようになってしまった。
それでも、私に女としての欲求が無くなったということではない。
私は恋に飢えていたし、他の男に女として見られたいという願望はいつもあった。
秀雄は私の身体を優しく這わせ続けている。
私は秀雄の身体に手を伸ばした。
「なんだ?また欲情したのか?」
私は潤んだ目で秀雄を見つめて呟いた。
「。。。抱いて。秀雄。」
私と秀雄の交際がスタートした。
毎週水曜日がデートの日。 それが2人の決め事だった。
秀雄との交際は順調で、毎週会うのが楽しみ。
でも、私には家庭がある。
家庭の事情で約束が果たせない時も少なくはなかった。
「家族で出掛ける予定があるから、来週はデートできないよ。」
秀雄にこういうと、最初は「いいよ」と言ってくれた。
だけど次第に旦那にヤキモチを妬いて、束縛するようになっていた。
初めの頃は、そんな束縛が嬉しかったし、怒られるのも愛されてる故と思えて幸せだった。
いつからだろう?
その秀雄の束縛が重荷になってきたのは。。。
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2007-10-25(Thu)

ネットゲームというものを、私は今までやったことが無かった。
ゲームはもともと好き。
ファイナルファンタジーなんかも家事の合間に楽しんでやっていた。
それと大して変わんないのかな?
ゲームのサイトを検索で見つけ、ダウンロードとインストールをして、ゲームの中に自分のキャラクターを作ってみた。
「やっぱ、キャラは女の子でしょ。」
かわいいロングヘアの女の子を選んだ。
職業は、回復も出来る聖職者さんにした。
名前は、以前飼っていた「チェリー」という猫の名前をつけた。
私はアスガルドの町に降り立った。
「結構人がいっぱいいるなぁ。まず、どこに行ったらいいんだろう?」
町のはずれまで歩いていくと、原っぱに出た。
原っぱには、可愛いモンスターがいっぱいいる。
「えい!」
モンスターを素手で殴ってみたら3発で死んでしまった。
その時に、お金が少しもらえた。
「えい!えい!」
可愛いモンスターは次々に死んで、私にお金を落としてくれた。
時間を忘れてモンスター叩きに夢中になっていると、いつのまにかレベルがあがって、お金も増えてきた。
「このお金で何か武器でも買おう。」
私は町に戻った。
武器屋さんがどこにあるのかわからない。。。
近くに歩いていた戦士さんに話しかけてみた。
「武器屋さんはどこにあるんですか?」
「ぁぁ。初心者さん?武器屋さんまで連れてってあげるよ。僕についておいで。」
やさしいなぁ!私はそんな些細なことで感激してしまった。
無事に武器を買って、また原っぱに向かうと、魔法使いさんに声を掛けられた。
「狩りいくんですか?ご一緒にいかがですか?」
ん!?一緒に狩りって。。。どうすればいいんだろう?
魔法使いさんは、グループになる方法を親切に教えてくれた。
ひとりで狩りするより、ふたりで狩りするととてもラクで、お金もどんどん増えていった。
お話しながら狩りできるのは寂しくないし、とても楽しかった。
狩りが終わると、魔法使いさんは「友達登録していいですか?」と聞いてきた。
登録すると、お互いゲームにいるときは連絡を取り合えるシステムだ。
現実世界で、友達を作るのは簡単にはいかないけど、ゲームの世界で友達を作るのは警戒感もなく、すんなり友達になれる。
どこに住んでいるか?男なのか?女なのか?年齢はいくつなのか?学生なのか?社会人なのか?
そんなのゲームの中では全く関係ない。
ゲームに繋いでいる間だけ、一緒に狩りして、一緒にお話して、楽しい時を過ごす。
自分の都合のいいときだけ、都合のいい相手と遊ぶ気軽さ。
私は、アスガルドにのめり込んでいった。
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←アスガルドはこちら(*゚ー゚)
2007-10-25(Thu)

私は、アスガルドにはまってからは、寝るのが遅くなり、特に仕事が休みの日の前日は深夜まで起きていることが多くなった。
付き合い初めの頃は、いろいろな場所に行った。
季節はずれの海で抱き合っていつまでも海を眺めたり、夜の東京に出て夜景のキレイなレストランに行ったりした。
けれど、付き合って2年後くらいから安ホテルで一日中過ごすことが多くなっていった。
水曜日は、朝から秀雄といつものサービスタイムがある安いラブホテルに行くのが定番となっていった。
セックスのあと、睡眠不足から私はすぐ眠ってしまう。
ホテル滞在時間の半分は眠っている。そんなデートを繰り返すようになった。
秀雄はしだいに不機嫌になっていった。
ホテルに行く前の車の中でも無言。
そして不機嫌なままセックスする。
私は、まるで道具のようにぞんざいに扱われた。
秀雄は私を組み敷いて欲望を満足させると、タバコに火をつけてTVのスポーツ番組を見る。
私は疲れ果てて眠りにつく。
何時間眠ったのだろうか。
目覚めると、傍らで不機嫌そうに私に向かって言った。
「もうさ、子供じゃないんだからいい加減夜中までゲームするのやめろよ!」
私は眠さでボーっとしながら「わかったよ。」 と答える。
そうは言っても私はゲームをし続けた。
アスガルドの中に、友達がたくさん出来た。
毎晩、夕食の後片付けが終わると、私はパソコンの電源を入れる。
現実世界からゲームの中の世界に入っていく。
一緒に狩りをしたり、アジトと言われる溜り場で仲間たちと挨拶を交わし、他愛も無い話に花を咲かせた。
週に2度ほど、何十人何百人の仲間たちと一緒に城取合戦をした。
同じ目標に向かって頑張る一体感が生まれた。
男の子や女の子たちからの恋愛相談にものってあげた。
アスガルドの世界の中には結婚制度がある。
仲のいいカップルたちは、結婚式を行い、私はそれに参加して彼等をお祝いをした。
私自身も、その頃一緒に遊んでいた男の戦士さんと結婚をしてみた。
現実の世界とは別に、ゲーム内の世界にも旦那がいる。
とても新鮮で楽しかった。
アスガルドの世界は、いつのまにか仕事と家事に追われている私のオアシスのような存在になっていった。
秀雄とデートするよりも、休日はアスガルドをしていたいと思うようになった。
ある日デートの前日、私は秀雄に電話で言った。
「あなたに対して好きって気持ちがあるのか無いのかわからなくなった。会いたいって思う気持ちもなくなった。」
すると秀雄は笑って言った。
「紅菜、いろんなことで疲れているんだよ。気のせいさ。俺が明日癒してあげるよ。いつもの待ち合わせ場所にきてくれよ。」
そういうもんなのかな?
私の気のせい?
わからない。
相変わらず、私に会うと秀雄は相変わらず不機嫌そうに私を抱く。
以前のように感じない。
秀雄とのセックスが楽しみじゃなくなってきている。いや。むしろ苦痛?
事が終わると私は眠りにつく。
私の中で違和感が増していった。
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2007-10-25(Thu)

私には、アスガルドでなんでも相談できる相手がいた。
名前は「アラン」
私よりちょっとレベルが上の男の修道士さん。
アランとはある日、街中で出会った。
その日も私は知り合いがいないか、うろうろ探し回っていた。
「暇なときに限って、友達誰もいないんだよなぁ。」
一緒に遊ぶ相手もいないし、そろそろゲーム終わって家事でもしようかな。。。
そう思いながら、露店の並ぶ広場へと歩いていった。
「一緒に狩りしてくれる人募集!」
そう街中で何度も叫んでいる修道士さんがいた。
彼がアランだった。
「ぁ〜ぁ。だめだ。今日も狩り相手見つからないな。」
そうつぶやいているアランもひとりっきりだった。
私はアランのところに駆け寄って言った。
「狩りに連れてってください!」
「え!?」
アランはびっくりしたように、こっちを向いて言った。
「今までずっと町で叫んでて、来てくれたの君が初めてだよ。」
「そうなんですか?あんまり上手じゃないかもしれないけど、よろしくです。」
「こちらこそ、よろしく。じゃ、早速行くか!」
私はアランに連れられて、狩場へと向かった。
強い!
いや、強いだけではなく、アランは狩りがとても上手かった。
寄ってくる敵を器用に誘導しながら、効率良く狩っていった。
私は懸命にアランについていきながら、回復役をこなしていった。
初めての相手なのに、息がぴったりと合ったのを感じた。
1時間ほどの狩りがあっという間に終わった。
「おつかれさま〜!」
「上手いですね。お金もお宝もいっぱい取れましたね!」
「いや、君もなかなか上手かったよ。俺のアスの奥さんより正直言って上手いわw」
「あはは。私もアスの旦那さんいるけど、彼よりアランのほうが上手いわw」
それから軽く世間話をし、帰り際に友達登録をした。
アランは大学生。
時間がいっぱいあると見えて、ゲームに接続するたびにアランを見つけることが出来た。
私は毎日アランに挨拶をした。
私はゲーム内の旦那さんがいるけれど、仕事が忙しく、ゲーム内にきてくれることは少なかった。
アランもまた、奥さんがほとんどいなくて寂しいようだった。
お互いの相手がほとんどゲームにきてくれない寂しさを共有し、また、励ましあい、相手がいないときはいつも一緒に遊ぶようになっていった。
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